経理のお悩み 無料相談受付中!

048-779-8891

受付時間 09:00~17:30【平日】

24時間受付中問合せフォーム

【経理担当者が突然退職】経理業務が突然ストップしないための準備とは

1. はじめに(導入)

会社経営において、経理業務は欠かせない重要な役割を果たします。しかし、経理業務には専門知識が必要であり、日々の業務負担も大きく、担当者の負担が増加することが少なくありません。そのため、近年では経理業務の一部または全部をアウトソーシングする企業が増えています。本記事では、経理のアウトソーシングについて、メリットとデメリットを徹底解説し、導入を検討する際のポイントを紹介します。

2. 経理アウトソーシングとは?

経理アウトソーシングとは、企業の経理業務を外部の専門会社やフリーランスに委託することを指します。企業がアウトソーシングできる業務には以下のようなものがあります。

・記帳代行

・給与計算

・請求書発行・管理

・税務申告サポート

・財務・経営分析のサポート

アウトソーシングの方法には、税理士事務所や専門の会社に依頼する方法、インターネット上で利用できるクラウド会計サービスを使う方法などがあります。

3. 経理をアウトソーシングするメリット

① コスト削減

社内で経理担当者を雇う場合、給与や社会保険料などの固定費がかかりますが、アウトソーシングを利用すれば必要な業務分だけのコストで済みます。

会計ソフトやシステムの導入・維持費用も削減できる可能性があります。

② 業務の効率化

専門家が対応するため、迅速かつ正確に業務を進めることができます。

最新の会計ソフトやクラウドツールを活用することで、データ管理や帳簿整理がスムーズになります。

③ 人材不足の解消

経理の専門知識を持つ人材の採用は難しいですが、アウトソーシングを活用すれば、人材確保の負担が軽減されます。

担当者の急な退職や長期休暇にも対応しやすくなります。

④ 法改正や税務対応の安心感

税制改正や会計基準の変更に迅速に対応できる専門家が業務を担当するため、コンプライアンスリスクを軽減できます。

税務調査や監査の際の対応もスムーズになります。

4. 経理をアウトソーシングするデメリット

① 情報漏えいのリスク

経理業務には機密性の高い情報が多く含まれるため、外部に委託することで情報漏えいのリスクが発生します。

セキュリティ対策が万全な業者を選ぶことが重要です。

② 社内ノウハウの蓄積ができない

経理業務をすべて外部委託すると、社内に知識やノウハウが蓄積されにくくなります。

依存度が高まると、将来的に自社で経理業務を行う際に困る可能性があります。

③ すべての業務を委託できるわけではない

経理業務の一部は企業の意思決定と密接に関わるため、完全に外部に任せることは難しい場合があります。

自社独自のルールや特殊な会計処理が必要な場合、柔軟に対応してもらえない可能性があります。

④ コミュニケーションコストの発生

外部委託先と業務の進め方や確認事項を調整するため、コミュニケーションに時間がかかる場合があります。

業務の細かいニュアンスや急な変更が伝わりにくいこともあります。

5. どんな企業にアウトソーシングが向いているのか?

経理アウトソーシングはすべての企業に適しているわけではありません。以下のような企業には特に向いていると考えられます。

小規模企業やスタートアップ:専任の経理担当者を雇うほど業務量が多くない企業。

繁忙期だけ業務量が増える企業:決算期や繁忙期のみ一時的に業務負担が増える企業。

経理担当者が不足している企業:人材不足により経理業務が滞っている企業。

コスト削減を重視する企業:固定費を削減し、必要な分だけ外注したい企業。

6. アウトソーシング業者を選ぶ際のポイント

経理業務をアウトソーシングする際には、適切な業者を選ぶことが成功の鍵となります。以下のポイントを考慮すると、スムーズな委託が可能になります。

実績と信頼性:業者の実績や過去のクライアントの評判を確認し、信頼できる業者を選びましょう。

セキュリティ対策:経理業務には機密情報が含まれるため、情報管理の安全性が高い業者を選ぶことが重要です。

業務範囲の明確化:委託する業務範囲を明確にし、どこまで対応可能か事前に確認しましょう。

コストとサービスのバランス:単に費用が安いだけでなく、サービスの質とコストのバランスを考慮して選びましょう。

コミュニケーションのしやすさ:業者とのやりとりがスムーズかどうかも、業務効率に大きく影響します。

7. まとめ

経理のアウトソーシングは、コスト削減や業務効率化、人材不足の解消など、多くのメリットがあります。一方で、情報漏えいや社内ノウハウの蓄積不足といったデメリットも存在します。自社の状況をしっかり分析し、適切なパートナーを選ぶことで、経理アウトソーシングを効果的に活用することができます。

経理業務の負担を軽減し、より重要な経営判断に集中するためにも、ぜひ経理アウトソーシングの導入を検討してみてください。

経理代行について詳しく知りたい方はこちらへ

無料相談

この記事を担当した執筆者
(株)CWM総合経営研究所 代表取締役社長 杉田 一真
保有資格公認会計士・税理士・中小企業診断士 (税理士登録番号:118535)
専門分野
経歴1979年埼玉県生まれ。公認会計士、税理士、中小企業診断士。 早稲田大学政治経済学部卒業後、公認会計士事務所、大手監査法人を経て2011年、(株)CWM総合経営研究所入社、代表取締役社長。 税理士法人CWM総研代表社員。
専門家紹介はこちら
PAGETOP

経理業務にお困りならお気軽にお問い合わせください 経理業務にお困りならお気軽にお問い合わせください

048-779-8891

受付時間 09:00~17:30【平日】

経理サポートメニュー Support Menu

CWM経理アウトソーシングオフィスなら
あなたの会社の経理業務をフルサポートします

  • 経理コンサルティング

    会社は開業時から大きく発展したが、バックオフィス業務の体制はそのままで効率が悪い。そんな企業はぜひご相談ください。経理全体を効率的な体制にできるよう、再設計のお手伝いをさせていただきます。

    もっと見る
  • 経理代行

    突然の経理担当者の退職(休職)…新しいスタッフを雇う時間もコストもない!という方向けに、貴社の全ての経理業務を代行し、円滑に業務を進めるサポートをします。

    もっと見る
  • 記帳代行

    領収証・請求書整理や記帳代行(会計ソフト入力)、現金出納帳精査をさせていただきます。現在ご使用の会計ソフトへの入力も対応可能です(別途費用が発生する場合もございます)。

    もっと見る
  • 支払管理代行

    毎月「請求書」等をお預りし、支払予定表を作成し、振込先を入力する業務を代行致します。インターネットバンキング振込に対応しており、貴社の口座残高に触れずに振込業務のみを代行させていただきます。また、売掛金の入金が正しく行われているかどうかも合わせて代行することが可能です。

    もっと見る
  • 給与計算代行

    お送りいただいた勤怠データから、残業代、各種手当・控除、厚生年金保険料、健康保険料、所得税、住民税などの算出を行い、給与計算結果を集計表・給与明細・振込金額一覧を作成します。

    もっと見る
  • 年末調整代行

    従業員様向け案内文書の作成、回収済み申告書の内容・添付証明書のチェック、不備・未回収申告書のリストアップ、年末調整控除データの作成、年税額の計算・12月最終給与への過不足税額転記、源泉徴収票の発行までを行います。

    もっと見る
  • クラウド導入・運用
    サポート

    月次決算書をすぐに閲覧したい!経理担当者の負担を軽減したい!
    そんな方にはクラウド会計がおススメです。貴社へのクラウド会計導入から運用サポートまで、サポートします。

    もっと見る
  • 経理DXサポート

    経理業務全般の効率化や合理化・簡略化を実現するため、デジタル化支援を行っております。各種クラウドツールやRPAを活用したご支援が可能です。

    もっと見る

これだけは(・・・・・)知っておいてほしい!

バックオフィス業務の改善に役立つ
ノウハウ・テクニック情報集結!

日々、多くの会社様より経理・労務を中心としたバックオフィス業務のご相談をいただいております。
こうした経験をもとに、バックオフィス業務の改善に役立てていける ような情報を発信してまいります!

  • 2025/03/07 【副業の確定申告方法】副業をしているサラ… コラム
  • 2025/03/03 【経理担当者が突然退職】経理業務が突然ス… コラム
  • 2023/09/26 経理代行サービスの導入事例紹介 〜実際の… コラム
  • 2023/08/25 経理代行サービスってどのように利用するの… コラム
過去のコラム一覧