経理のお悩み 無料相談受付中!

048-779-8891

受付時間 09:00~17:30【平日】

24時間受付中問合せフォーム

なぜ会社は記帳作業をしなければいけないのか??必要な理由や、種類、記入方法などをまとめて解説

なぜ会社は記帳作業をしなければいけないのか?帳簿が必要な理由や種類、記入方法をまとめて解説

毎日の売上計算や領収書の整理など、手間がかかると感じやすい経理業務ですが、そもそもなぜ会社は必ず記帳作業を行わなければならないのでしょうか。

この記事では、会社にとって帳簿への記帳が必要不可欠な理由から、作成すべき帳簿の種類、そして具体的な記入方法や効率化のコツまでをわかりやすく解説します。

本記事をお読みいただくことで、日々の記帳作業の意味を正しく理解し、自社の経理業務をより正確で負担の少ない体制へと改善できるようになります。

特にさいたま市をはじめとする埼玉県内で、経理担当者の不足や記帳業務の負担に課題を感じている経営者や担当者の方にぜひ読んでいただきたい内容です。

私たちCWM経理アウトソーシングオフィスは、埼玉県エリアで日々多くの中小企業様から帳簿管理や記帳に関するご相談を受けており、その実務経験に基づく実践的なノウハウをお伝えします。

目次

1. 会社が帳簿への記帳作業を行わなければならない3つの理由

帳簿への記帳作業は、単なる事務作業ではなく会社の根幹を支える重要な業務です。この章では、なぜ記帳が必須なのか、その理由を法律や経営の視点から解説し、帳簿を整えることの意義を紐解きます。

1-1. 法律上の義務と青色申告の要件を満たすため(記帳と帳簿の基本)

会社が帳簿へ記帳しなければならない最大の理由は、会社法や税法によって記帳と帳簿の保存が義務付けられているからです。 会社法では、適時に正確な会計帳簿を作成することが定められており、これを怠ると法律違反となります。

また、税制上の優遇措置を受けられる青色申告を行うためには、複式簿記というルールに従って日々の取引を帳簿に記帳することが必須条件です。青色申告承認申請書を提出していても、記帳作業が適切に行われていないと承認を取り消されるリスクがあります。

万が一承認を取り消されると、欠損金の繰越控除などの恩恵が受けられなくなり、税金面で大きな不利益を被ることになります。法律や税務の要件を守るためにも、日々の地道な記帳作業は決して省くことのできない手続きなのです。

1-2. 正確な決算と税務申告を行うため(帳簿への記帳の重要性)

事業年度の終わりには、会社の利益と納めるべき税金を計算するために決算申告を行う必要があります。この決算書の土台となるのが、日々の取引を記録した帳簿です。

記帳作業が正確に行われていないと、売上や経費の金額が不透明になり、正しい法人税や消費税の計算ができません。税務調査が入った際に帳簿の不備を指摘されると、追徴課税といったペナルティが発生するリスクもあります。税務・労務・法令に関する判断が必要な点では、最終判断は専門家に確認してください。

さいたま市内で小売業を営む経営者の方からも、過去にどんぶり勘定で申告をしてしまい、後から税務署の指摘を受けて多額の延滞税を支払うことになったという相談を受けたことがあります。適正な納税と無用なトラブル回避のために、日々の記帳は非常に重要です。

1-3. 会社の経営状態をリアルタイムで把握するため(記帳がもたらすメリット)

記帳作業は、過去の取引を記録するだけでなく、会社の未来を予測するためにも役立ちます。帳簿をこまめに記帳しておくことで、今会社にどれくらいの現金が残っているのか、無駄な経費がかかりすぎていないかといった経営状態をリアルタイムで把握できます。

たとえば、数ヶ月先の資金繰りが厳しくなる兆候も、帳簿が整理されていれば早い段階で気づくことができ、銀行からの借り入れや経費削減などの対策を前もって打つことが可能です。

義務だから仕方なく記帳するのではなく、経営判断の精度を上げるための重要なデータづくりであると捉えることで、記帳作業に対する意識は大きく変わります。

2. 会社で作成すべき帳簿の種類と記帳のルール

ひとくちに帳簿と言っても、その種類は多岐にわたります。ここでは、会社が必ず作成すべき主要な帳簿と、日々の取引を記録する補助的な帳簿の種類、そして記帳の基本ルールについて解説します。

2-1. 主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)への記帳

会社の経理において、必ず作成しなければならない最も重要な帳簿が主要簿です。主要簿には主に以下の2つがあります。
帳簿の種類 記帳の役割と特徴
仕訳帳 全ての日々の取引を、発生した日付順に借方と貸方に分けて記録する帳簿です。
総勘定元帳 仕訳帳の記録を、現金や売上といった勘定科目ごとに分類してまとめた帳簿です。

仕訳帳に日々の取引を記帳し、それを総勘定元帳に転記していくのが複式簿記の基本的な流れです。この2つの帳簿が正確に記帳されていなければ、決算書である貸借対照表や損益計算書を作成することはできません。主要簿の記帳は会社の全財産と取引の動きを示す根幹となるため、日付や金額の入力ミスがないよう細心の注意が必要です。

2-2. 補助簿(現金出納帳・売掛金元帳など)の種類と記帳方法

主要簿だけでは、特定の取引の詳細を追いかけるのが難しいため、それを補う目的で作成されるのが補助簿です。会社の業種や規模に応じて必要な補助簿を作成し、記帳します。
  • 現金出納帳:現金の入出金を日付順に記帳し、手元の現金残高と帳簿の残高を合わせるための帳簿です。
  • 預金出納帳:銀行口座ごとの入出金を記帳します。通帳の動きと完全に一致させる必要があります。
  • 売掛金元帳(得意先元帳):取引先ごとに売掛金の発生と回収状況を記帳し、請求漏れや回収漏れを防ぎます。

さいたま市で建設業を営む経営者の方からは、売掛金の回収状況がわからなくなり困っているという相談をよく受けます。売掛金元帳への正確な記帳と管理を徹底することで、資金繰りの悪化という重大なリスクを回避することができます。

2-3. 帳簿の保存期間と電子帳簿保存法への対応に関する注意点

記帳が終わった帳簿は、決算が終わったら捨ててよいわけではありません。会社法では10年間、税法(法人税法)では原則7年間の帳簿の保存が義務付けられています。税務調査が行われる際、過去の帳簿の提示を求められるため、いつでも確認できるよう整理して保管しておく必要があります。

また、近年では電子帳簿保存法が改正され、一定の要件を満たせば帳簿を電子データのまま保存することが可能になりました。一方で、電子取引に関するデータはプリントアウトしての保存が認められなくなり、データでの保存が義務化されるなど、ルールが複雑化しています。

制度は変更される可能性があるため、最終的な判断は必ず最新情報を確認してください。新しい制度に対応しきれず、保存要件を満たさない状態でデータを放置しているとペナルティの対象となるため、専門家と相談しながら正しい保存体制を構築することが急務です。

3. 帳簿への記帳作業を効率化し、ミスを防ぐための具体策

記帳作業の重要性は理解できても、実際に毎日正確な帳簿を作成するのは大変です。この章では、記帳業務の負担を減らし、ミスを防ぐための具体的な解決策やアウトソーシングの活用方法について紹介します。

3-1. さいたま市の中小企業でよくある記帳のつまずきと課題

私たちが拠点とするさいたま市周辺の中小企業様を訪問すると、多くの場合で共通の課題が見受けられます。それは、専任の経理担当者がおらず、社長自身やそのご家族が本業の合間に手作業で帳簿への記帳を行っているケースです。

月末や決算期になってから慌てて数ヶ月分の領収書をまとめて記帳しようとするため、経費の入力漏れや二重計上といったミスが頻発します。また、インボイス制度など新しい税制への対応が分からず、間違った勘定科目で記帳してしまうというリスクも抱えています。

このように属人的で余裕のない記帳作業は、業務のボトルネックになるだけでなく、経営の意思決定を遅らせる原因にもなります。この状況を改善するためには、手作業に依存しない仕組みづくりが必要です。

3-2. クラウド会計ソフトの導入による帳簿作成・記帳の自動化

記帳作業の負担を大幅に削減する有効な手段が、クラウド会計ソフトの導入です。銀行口座やクレジットカードを会計ソフトと連携させることで、取引明細のデータが自動的に取り込まれ、AIが勘定科目を推測して仕訳の候補を提示してくれます。

これにより、通帳を見ながら手入力で帳簿に記帳するという手間と入力ミスを劇的に減らすことができます。さらに、クラウド上で常に最新の経営数値を確認できるため、先ほど述べたリアルタイムでの状況把握が容易になります。

ただし、導入初期のシステム設定や、自社のルールに合わせた勘定科目の登録には専門的な知識が必要です。初期設定を誤ると、後から全ての帳簿を修正する羽目になるというリスクもあるため、導入時は税理士や経理の専門家のサポートを受けることをおすすめします。

3-3. 経理アウトソーシングを活用して記帳や帳簿管理をプロに任せる

クラウド会計ソフトを導入しても、最終的なチェックや現金取引の記帳などは人の手で行う必要があります。もし社内に経理作業に時間を割ける人材がいない場合は、記帳代行などの経理アウトソーシングを活用するのも一つの賢い選択肢です。

領収書や請求書のデータを送るだけで、プロのスタッフが正確に帳簿への記帳を行い、月次の試算表を作成してくれます。経営者は煩雑な記帳作業から解放され、売上を作るための本業に専念できるようになります。

埼玉県内でIT関連事業を立ち上げたお客様からは、経理アウトソーシングを導入したことで経理担当者を採用・教育するコストが削減でき、さらに税制改正にも自動で対応してもらえるため非常に安心しているというお声をいただいています。

まとめ|帳簿への正確な記帳は会社を成長させる第一歩

ここまで、会社が帳簿への記帳を行わなければならない理由から、具体的な種類、そして効率化の方法について解説してきました。記帳は単なる義務ではなく、会社の未来を描くための大切な羅針盤です。まずは自社の記帳体制を見直し、改善できる点から着手していきましょう。
  • 重要ポイント1:記帳は法律上の義務であり、青色申告の優遇措置を受け、正しい税務申告を行うために必須の作業です。
  • 重要ポイント2:主要簿と補助簿の役割を理解し、ルールに従って正確に帳簿を作成し、適切な期間保存することが求められます。
  • 重要ポイント3:記帳の負担を減らすため、クラウド会計ソフトの導入や経理アウトソーシングの活用を検討し、本業に集中できる環境を作りましょう。

私たち CWM経理アウトソーシングオフィス は、埼玉・大宮に拠点を置き、創業から40年以上にわたって中小企業・個人事業主の皆さまをサポートしてきた経理の専門チームです。
年間350件を超える豊富な支援実績と、30名以上の専門スタッフによる複数名体制で、お客様一社ごとの状況に合わせた最適な経理体制をご提案。記帳や支払管理、給与計算、年末調整といった日常業務はもちろん、クラウド会計ソフト(マネーフォワード等)の導入支援や経理DX化、電子帳簿保存法・インボイス制度対応など、経理周りのあらゆる課題にワンストップで対応いたします。
私たちの強みは、単なる事務作業の代行ではなく、経営者の皆さまが本業に集中できる環境づくりを行うこと。決算書や日々の数値から経営状況を読み解き、必要に応じて改善提案を行いながら、御社の成長を長期的に支える“経営のパートナー”として伴走します。
「経理担当者の退職で急に人手が足りなくなった」「クラウド会計に興味はあるが導入方法がわからない」「経理業務を効率化してコストを削減したい」――そんなお悩みがあれば、ぜひ私たちにお任せください。

この記事を担当した執筆者
(株)CWM総合経営研究所 代表取締役社長 杉田 一真
保有資格公認会計士・税理士・中小企業診断士 (税理士登録番号:118535)
専門分野
経歴1979年埼玉県生まれ。公認会計士、税理士、中小企業診断士。 早稲田大学政治経済学部卒業後、公認会計士事務所、大手監査法人を経て2011年、(株)CWM総合経営研究所入社、代表取締役社長。 税理士法人CWM総研代表社員。
専門家紹介はこちら
PAGETOP

経理業務にお困りならお気軽にお問い合わせください 経理業務にお困りならお気軽にお問い合わせください

048-779-8891

受付時間 09:00~17:30【平日】

経理サポートメニュー Support Menu

CWM経理アウトソーシングオフィスなら
あなたの会社の経理業務をフルサポートします

  • 経理コンサルティング

    会社は開業時から大きく発展したが、バックオフィス業務の体制はそのままで効率が悪い。そんな企業はぜひご相談ください。経理全体を効率的な体制にできるよう、再設計のお手伝いをさせていただきます。

    もっと見る
  • 経理代行

    突然の経理担当者の退職(休職)…新しいスタッフを雇う時間もコストもない!という方向けに、貴社の全ての経理業務を代行し、円滑に業務を進めるサポートをします。

    もっと見る
  • 記帳代行

    領収証・請求書整理や記帳代行(会計ソフト入力)、現金出納帳精査をさせていただきます。現在ご使用の会計ソフトへの入力も対応可能です(別途費用が発生する場合もございます)。

    もっと見る
  • 支払管理代行

    毎月「請求書」等をお預りし、支払予定表を作成し、振込先を入力する業務を代行致します。インターネットバンキング振込に対応しており、貴社の口座残高に触れずに振込業務のみを代行させていただきます。また、売掛金の入金が正しく行われているかどうかも合わせて代行することが可能です。

    もっと見る
  • 給与計算代行

    お送りいただいた勤怠データから、残業代、各種手当・控除、厚生年金保険料、健康保険料、所得税、住民税などの算出を行い、給与計算結果を集計表・給与明細・振込金額一覧を作成します。

    もっと見る
  • 年末調整代行

    従業員様向け案内文書の作成、回収済み申告書の内容・添付証明書のチェック、不備・未回収申告書のリストアップ、年末調整控除データの作成、年税額の計算・12月最終給与への過不足税額転記、源泉徴収票の発行までを行います。

    もっと見る
  • クラウド導入・運用
    サポート

    月次決算書をすぐに閲覧したい!経理担当者の負担を軽減したい!
    そんな方にはクラウド会計がおススメです。貴社へのクラウド会計導入から運用サポートまで、サポートします。

    もっと見る
  • 経理DXサポート

    経理業務全般の効率化や合理化・簡略化を実現するため、デジタル化支援を行っております。各種クラウドツールやRPAを活用したご支援が可能です。

    もっと見る

これだけは(・・・・・)知っておいてほしい!

バックオフィス業務の改善に役立つ
ノウハウ・テクニック情報集結!

日々、多くの会社様より経理・労務を中心としたバックオフィス業務のご相談をいただいております。
こうした経験をもとに、バックオフィス業務の改善に役立てていける ような情報を発信してまいります!

  • 2026/06/03 なぜ会社は記帳作業をしなければいけないの… コラム
  • 2026/06/03 経理担当者が休めない会社は危ない。中小企… コラム
  • 2026/05/07 年収400万円で経理を雇うより、月額数万… コラム
  • 2026/04/30 「数字がすぐに見えない」を解決。経理代行… コラム
過去のコラム一覧