経理代行サービスのメリット＆デメリット
経理代行サービスを利用するメリットとは
経理代行を利用することで、次のような効果が期待できます。
コストの削減！
経理担当を自社で雇用するとなると、年間で数百万円のコストがかかりますが、経理代行ですと、年間数十万円で依頼できる場合もあるので、コストの削減になります。
また、経理は業務量に偏りのある業務です。集中する時期に重なる業務の一部を経理代行に出すことで、従業員の残業代と比べてもコストが抑えられる場合もあります。
更に、給与等の人件費だけでなく、担当者の採用や育成にかかる時間や費用もコストと言えるでしょう。経理代行ですと、人員不足や人材確保の不安からも解放されることになります。
正確な経理の実現！
経理代行では、実務経験が豊富な経理のプロが業務を行うため、間違いが少なくなります。経理が正確になれば、試算表など、経理の数字を基に作成される書類の数字も正確になり、経営判断に活用できるようになります。
本業に専念できる！
経営者自身が経理業務を兼務している場合や、経理担当の従業員が他の業務も兼務しているような場合があります。本業であるコア業務と経理を兼任している場合、本業に集中する時間が奪われがちです。
特に決算期などは、経理業務を優先せざるを得なくなってしまいます。経理代行サービスを利用することで、負担が軽減され、本業に専念することが可能になり、生産性が上がることが期待できます。
小さな会社だからまずは自分で、と経理業務を頑張ってきたA社長。経理代行サービスを利用して「こんなに楽になるんだ！」と驚いていらっしゃいました。本業以外の業務の負担というものは、思っている以上に大きなもののようです。
経理代行サービスを利用するデメリットとは
経理代行のデメリットには、次のようなものがあります。
情報漏えいの危険性
経理代行では、請求書や領収書、従業員の給料の情報など、会社にとって重要な情報を外部の業者に預けます。そのため、少なからず情報漏えいの危険性があります。代行業者を選ぶ際には、信頼のおける業者を選ぶ必要があります。
ノウハウの取得が難しい
経理代行サービスを依頼した業務は、社内の従業員が経験を積むことはできなくなります。そのため、自社にノウハウを蓄積することも難しくなります。また、経理を担当する従業員への教育などは、経理代行サービスの業務に含まれていない場合がほとんどです。経理を担当する従業員に育成が必要な場合は、仕事を経験する機会を失うことになります。
経理代行を依頼した方が良いケースとは
経理代行を依頼した方が良いのかどうか迷うことも多いでしょう。
デメリットがあるとしても、次のようなケースでは、経理代行を依頼した方が良いのではないかと考えられます。
本業に専念したい場合
創業から時間が経っていない場合や、中小企業など経営者が動くことで仕事が回っている場合などで、経営者やその親族が経理を担当しているケースも多いでしょう。経理の負担から、本業がおろそかになり、売上や利益に影響を与える恐れがあります。このようなことにならなよう、経営者が本業に専念したい場合では、経理代行を依頼した方が良いでしょう。
財務管理に力を入れたい場合
財務管理とは、事業のための資金を調達し、経営指標や財務指標を基に会社の経済活動を管理することをいいます。簡単にいうと、資金繰りの予想などを基に、資金をショートさせないように経営を考えていくこと、事業を発展させていくことです。片手間の業務でタイムリーなデータ作成ができなかったり、専門知識が無い人が行って不正確な経理になっていたりすると、財務管理はできません。会社を成長させることに力を入れたい場合では、経理代行を依頼した方が良いでしょう。
経理代行サービスを活用することで資金繰りが見えるようになったお客様から「数字が見えるって、安心なんですね！」という言葉を頂きました。忙しくて後回しにしていた経理業務がタイムリーにできるようになったことで、安心して本業に取り組めるようになり、今後の経営の方向性を考えるきっかけになったようです。
経理を外注したい理由も会社によって様々です
ＣＷＭ経理アウトソーシングオフィスでは多様なサービスを準備し、お客様にあわせて必要なサービスを提供できるような体系をとっております。
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